能登半島に行ってきました!

ちょっと前の話になりますが、友人の墓参りを兼ね、能登半島に行ってきました。

本来であれば、山陽自動車道または中国自動車道を使って兵庫県神戸三田まで行って、

舞鶴・若狭道を通って、敦賀から北陸道というパターンですが、友人宅が京都府宮津にあり、

渋滞を避けながら費用も節約できることから国道9号線ルートでまず豊岡へ。宮津から

敦賀までは舞鶴・若狭道を使い移動。その後は、下道を通って金沢へ向かいました。

ホテルに宿泊の後、能登半島の名所「ヤセの断崖」を目指して、「のと里山海道(高速)」に乗り、

一気に半島を北上していきました。

高速に乗って、まず目にするのが「千里浜海岸」です。バスや車で直接砂浜に入り込める

珍しい海岸です。なんともきれいで長い海岸線は、まるで鹿児島の吹上浜や鳥取県の弓ヶ浜

を彷彿させるスケールの大きな海岸線です。そうこうするうちに、車は半島の先が細くなっていくエリアへ。

能登の環境の厳しさを物語るように、だんだんと変わっていく景色。行った時が5月だったので、まだ

快適な気候でしたが、冬なら大変だったろうなと感じます。

そして、車はいよいよ「ヤセの断崖」へ。松本清張の「ゼロの焦点」のロケ地となった断崖・絶壁の

名所です。「久我美子」や「高千穂ひづる」が立っていたあの断崖に私も立ってみました。

そもそも「ヤセ」の意味ですが、ここに立って下を見ると「身がやせる」ほどの思いがするとか

厳しい環境から作物の育たないほど「土地がやせていた」からと言われています。
 
 
しばしの感動に浸りながら、「ヤセの断崖」を後にした私は、一路、「和倉温泉」へと向かいました。

「能登半島は日本のスコットランドや!」と車中で吠えながら、能登半島にあるもう一つの無料高速道路

「能越自動車道」に乗って、七尾市和倉温泉へ。

ここへ行く目的はただ一つ「加賀屋」を見ることでした。(泊まれないのが、残念!)

着いた、着いた!!なんともでかい!それも加賀屋だけでなく、和倉温泉全体が

まるで、「ラスベガス」のように大きく見える。一体、年間にどれだけの人が訪れるのだろうか?

我が山口県にこのような巨大な温泉街を見たことがありません。

おそらく、九州・中国・四国地方にもないハズ。

この温泉街の1丁目1番地に立つのが「加賀屋」です。ウキペディアでは、

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選でで総合1位を初受賞(以後32年連続受賞)」と書いてあります。

最近でこそ、総合1位を他に譲っていますが、「おもてなし」をはじめとした各賞ではいまだ1位の

所も多い、日本を代表するホテルです。
 
 
(ちなみに、宿泊収容人員1400名、1泊25,000円~50,000円くらいとの事!)

今まで、石川県と言えば金沢でした。過去3回も行って、北陸を堪能したはずなのに・・・。

この新たな感動は"何"だろう?

今回の能登半島1周旅行は、「旅の持つ本来の面白さ」を再認識させてくれた記念すべき

旅行でした。
 
 
(ヤセの断崖)
 
ブログ1.JPGのサムネイル画像
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(和倉温泉:手前が加賀屋)
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