24年前に結婚して、3年後に長女を授かった。その年に家を建ててからの誕生だった。
新築の家では"当然"室内は禁煙だった。吸いたければ、屋外のいわゆる「ほたる族」である。
子供が1歳になる時、禁煙を決意した。
決行日は、家族で東部にある下松市の笠戸島へ、1泊2日の旅行に出かける日であった。
この日まで、"禁煙"のために準備したことは
1.「禁煙マラソン」という本を読んだ
2.カンロの「のど飴」を1箱(スティック型キャンディ×20個くらい?)買った
3.毎日、「この子のために絶対に"禁煙"する」とのお祈りをした。
あれから20年が経った。
禁煙することのメリットはいっぱいあるが、
何より経済的な効果がスゴイ!1例を上げると、
私が禁煙をした日のタバコの価格が250円だった。※マイルドセブン
1日に2箱吸っていたので、500円×30日×12か月×20年=3,600,000円
ちょっとした高級車が買えるお金が節約できた計算になる。
今の価格なら、6,624,000円となる。
そのほかのメリットとしては
1.家族を間接喫煙の脅威から守れる
2.料理がおいしく感じる(だから、太る!)
※味覚が正常に戻るから?
3.味付けが普通になる。吸っているときは
濃い味付けになるので、塩分ほかの取り過ぎになり、
体に良くない。
4.肌がきれいになる。特に手がピンク色になる。
5.声が通る。長年吸っていいるとハスキーボイスになる。
6.冷ややかな視線を感じなくなる。※外国に行くと特に
等々。
毎日2箱を吸うヘビースモーカーだった私は、遺伝的にタバコの好きな家庭に
育った。父母、兄弟4人の内、吸わないのは母だけだった。
その中で1番最初に禁煙したのが自分だった。それを見て、
長男、三男が続き、父は病気を患い、止めた。
タバコを吸うお金と時間があれば、他に何十倍もためになることがある。
ギャンブルとて同じである。
今日も職場の入るビルの屋外階段踊り場では、タバコを嗜む人が居る。
早く自分と同じになれば家族が喜ぶのにな!と考えてしまう。