新型感染症、所謂「コロナショック」で、大変な被害を被っている業界は多い。
思いつくだけでも、旅行、飲食、製造、生花、貸衣装、住設、リフォームetc。
昨日のニュースでは、「外国人実習生」にもその影響は及んでいるとか。
我々、不動産業界はどうか。
弊社では、売買に関しては特に影響はなく、コンスタントに物件は(売土地中心だが)はけている。
一般用賃貸はほとんどしていないので、よくわからないが知り合いの業者に聞けば「昨年並み」との事。
つまり現時点では大きな影響が出ていないように見受けられる。
これは、リーマンショックの時と大きな違いがある。
因みにリーマンショックのあった08年に倒産した上場企業(33社)のうち、
主な不動産会社および不動産関連企業は以下のようになる
(社名) (負債額) (業種)
アーバンコーポレーション 2558億円 不動産
モリモト 1615億円 不動産
ニューシティレジデンス 1124億円 J-REIT
ゼファー 949億円 不動産
ダイナシティ 521億円 不動産
レイコフ 426億円 不動産 すべては書ききれないので割愛するが、倒産企業のうち、不動産・建設関連だけで、 実に7割を超えている。 つまり、リーマンショックは「金融危機」であって、影響を受ける業界・業種が限定的であった(倒産金額は別にして) のに比べ、コロナショックはほぼ全業種に影響が及んでいる。そこが"恐ろしい"ところだと感じる。 |