「コロナショック」に思う

1月に中国・武漢で発生した「新型コロナウイルス感染症」。ここ2ヶ月の間に、この感染症は世界に広がった。

「人・モノ・お金」の動きが制限され、影響は実に多業種へ及ぶ。結果、金融市場はその影響をもろに受け、

ニューヨークをはじめ、各国の市場は軒並み「リーマンショック」以来の下げを記録している。※"バブル崩壊"以来との指摘もある。

株だけではなく、原油も大幅に値下がりしている。この中、注目されているのが「国債」が買われている事実。

本来、このような世界的な危機が起こった時、安全資産である「円」が買われるのが普通だった。

今回は、円が売られている。なぜか?これは、アメリカで国債が買われているからだ。

平均株価は、現在、17,431円(13日終値)である。私は、所有する株を5年前にすべて売却した。

その時の株価が20,000円だった。今株をしている人は、相当数「含み損」を抱えているだろう。

「コロナショック」の影響は、金融市場だけではない、スポーツも教育も、そして経済全体に波及している。

東京オリンピックも「中止」or「延期」など、予期しない事態へ進んできている。3兆円も使って、もし「中止」なら、

その影響は「家計」にも及ぶことになろう。

早く、世界のどこかで、この厄介なウイルスを退治できる特効薬が開発されないかと想うばかりだ。

出来れば、日本がその役目を担うことで、いち早くこの暗闇から抜け出せるのだが・・・。