2021年12月アーカイブ

コロンボ刑事 斜め読み①車編

いつ見ても飽きの来ない不朽の名作「コロンボ刑事」。

そのドラマに出てくる、いろいろな感動的出来事について

筆者が斜め読む「コロンボ刑事 斜め読み」。

今回は、「車編」です。


ご存知の通り、コロンボ刑事の車はいつもスクラップや

整備不良車と勘違いされる「プジョー403」。決しておしゃれでなく、

値段も大衆的なフランス車です。

コンバーチブルのそのスタイルは日本人にはなじみのない車ですが、

かつての「日産フィガロ」に似てなくはないです。

しかし、登場人物、とりわけ犯人(金持ちの経営者)乗る車は豪華の一言。

一例をあげると、

ロールスロイス、ジャガー、メルセデスベンツ、BMWなどなど。

アメリカのドラマなのにアメ車に乗っている人はわずかです。

(しかもそれはキャデラックくらい。)

アメリカは自動車大国なのに、お金持ちからすると魅力のない

車が多いってことかな。日本車がよく売れる理由もわかる気がする。

マイクロソフトのビルゲイツも以前、セルシオに乗っているという記事が出ていた。

アメリカの自動車業界は2009年、金融危機のあおりを受け、当時ビッグスリーと呼ばれた、

GM(ゼネラルモータース)とクライスラーが倒産した。※フォードは業績が悪化したものの倒産には至らなかった。

やっぱりいいものは残り、そうでないものは淘汰される。

まさに40年前のテレビドラマがそのことを示唆していたってわけです。