いつ見ても飽きの来ない不朽の名作「コロンボ刑事」。
そのドラマに出てくる、いろいろな感動的出来事について
筆者が斜め読む「コロンボ刑事 斜め読み」。
今回は、「車編」です。
ご存知の通り、コロンボ刑事の車はいつもスクラップや
整備不良車と勘違いされる「プジョー403」。決しておしゃれでなく、
値段も大衆的なフランス車です。
コンバーチブルのそのスタイルは日本人にはなじみのない車ですが、
かつての「日産フィガロ」に似てなくはないです。
しかし、登場人物、とりわけ犯人(金持ちの経営者)乗る車は豪華の一言。
一例をあげると、
ロールスロイス、ジャガー、メルセデスベンツ、BMWなどなど。
アメリカのドラマなのにアメ車に乗っている人はわずかです。
(しかもそれはキャデラックくらい。)
アメリカは自動車大国なのに、お金持ちからすると魅力のない
車が多いってことかな。日本車がよく売れる理由もわかる気がする。
マイクロソフトのビルゲイツも以前、セルシオに乗っているという記事が出ていた。
アメリカの自動車業界は2009年、金融危機のあおりを受け、当時ビッグスリーと呼ばれた、
GM(ゼネラルモータース)とクライスラーが倒産した。※フォードは業績が悪化したものの倒産には至らなかった。
やっぱりいいものは残り、そうでないものは淘汰される。
まさに40年前のテレビドラマがそのことを示唆していたってわけです。